花のいえ ~いけばなシリーズ1~  【支配人便り】 (2020年08月25日)

皆さん、“花のいえ”では、玄関やロビー、客室などに生花を置いているのにお気づきですか。生花は、概ね1週間ごとに生け替えをしています。

この“いけばな”は、「嵯峨御流(さがごりゅう)」の先生に生けていただいています。嵯峨御流は、”花のいえ”から徒歩約30分の嵯峨大沢町にある「大覚寺」に華道総司所が置かれている歴史のある流派の一つです。

 

【玄関(8月18日まで)】

 

【玄関(8月19日から)】

 

嵯峨御流は、ホームページによれば、平安の初め、嵯峨天皇が大覚寺の大沢池で、菊ガ島に咲く可憐な菊を手折り殿上の花瓶に挿され、その姿が「天、地、人」三才の美しさを備えていたことに感動されて「後世花を生くるものは宜しく之を以って範とすべし」と言われたことが、いけばな嵯峨御流の始まりであると伝えられているとのことです。

今回は、今年のお盆前後の時期に玄関入口のほか、ロビー、ごてんの間などに生けられたものをご紹介します。

 

【サブロビー(8月18日まで)】     【サブロビー(8月19日から)】

      

 

【客室(8月18日まで)】   【客室(8月19日から)】

  

 

【ロビー(8月18日まで)】           【ロビー(8月19日から)】

  

 

【關鳩樓〔かんきゅうろう〕(ごてんの間)(8月18日まで)】

 

【浴室入口(8月13日から)】

 

花のいえにお越しの際には、館内のいけばなにもご注目ください。今後も、「いけばなシリーズ」として皆さんにお伝えしていきます。

支配人 敬白