嵯峨祭は愛宕神社と野宮神社の祭礼で、例年5月の第3日曜日が神幸祭、第4日曜日が環幸祭です。
今年は5月21日に神幸祭が、5月28日に環幸祭が行われました。
28日の環幸祭では、嵯峨釈迦堂(清凉寺)の御旅所から魔物を祓って清める5本の剣鉾(龍鉾・麒麟鉾・潟鉾・菊鉾・牡丹鉾)や2基の神輿(愛宕神社・野宮神社)、獅子舞、子供神輿などが嵯峨嵐山一帯を巡行しました。
巡行が行われたのは4年ぶりで、多くの観光客で賑わう渡月橋周辺は神輿や鉾が練り歩く姿で、壮観で厳かな空気に包まれました。
5月21日には平安時代の舟遊びを再現した車折神社の三船祭が嵐山・大堰川(保津川)で行われるなど、様々な伝統行事が嵐山に戻ってきたことは本当にうれしい限りです。
青もみじが美しいこの季節、京都嵐山にお越しいただき、“花のいえ”にお立ち寄りください。
支配人 敬白