このたび、公立学校共済組合嵐山保養所”花のいえ”「關鳩楼(かんきゅうろう)」が、
京都の歴史や文化を象徴する貴重な財産として「京都を彩る建物や庭園」に選定されました。
「京都を彩る建物や庭園」制度についてはこちら → http://kyoto-irodoru.com/
ここで、“花のいえ”についてご紹介します。
そもそも、花のいえは、薪炭(しんたん)、米などの丹波の産物を京へ運ぶため、幕府の許しを得て保津川を開削し、舟運の便を開いた有名な江戸時代初期の豪商「角倉了以(すみのくら りょうい)」の当時いくつかあった邸宅の一つです。
昭和26年に開設した“花のいえ”は、増改築や改修工事、修繕や日々の維持・管理にも細心の注意を払い、
今日まで受け継いだ建物・庭園を守って参りました。
その中でも、離れの座敷「關鳩楼(現ごてんの間)」は約400年もの長きにわたり風雪に耐え、
今日まだその威厳を保ち、当時の姿を伝えております。
【關鳩楼(現ごてんの間)外観】 【關鳩楼(現ごてんの間)】
※ごてんの間は、「朝食堂」として、または「ご宴会」「俳句会」「古希」や「米寿」のお祝い、
あるいは法要等の祭事にご利用いただいております。(ご利用については、施設で調整いたします。)
京都へお越しの際は、約400年もの歳月を経て一層の風格を増した建物・庭園をご堪能いただける
“花のいえ”をご利用いただき、歴史とロマンあふれる嵯峨野でのひとときを心ゆくまでお楽しみください。
今までとはまた違った旅情を味わっていただけると思います。
【花のいえ 正面入口】 【館内にある「光明石温泉 木の湯」】
【会席料理(一例)】
↓↓今回ご紹介した”花のいえ”の由縁記や歴史ブログ、お得な宿泊プランや会席料理も紹介↓↓
京都嵐山「花のいえ」ホームページはこちら ⇒ http://hananoie.gr.jp/