日中の温度も平気で30℃を超えてくるようになりました。
暑さの中でも体を守れるよう正しい知識が必要です。
【 熱中症の種類 】
・熱失神
皮膚血管の拡張によって血圧が低下し、
脳への血流が悪くなることにより起こります。
・熱けいれん
大量に汗をかき、水だけを補給して血液
の塩分(ナトリウム)濃度が低下した時に、
足、腕、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こります。
・熱疲労
大量に汗をかき、水分の補給が追いつかないと、
身体が脱水状態になり熱疲労の症状がみられます。
・熱射病
体温の上昇のため中枢機能に異常をきたした状態です。
意識障害(応答が鈍い、言動がおかしい、意識がない)が
みられたり、ショック状態になる場合もあります。
熱中症にならないためにも、適切に自己管理を行ってください。
◆気温、湿度が高い場所での長時間の活動を控える。
◆水分、塩分をこまめに摂取する。
◆体温が高くなりすぎないよう、エアコンを適切に使う。
◆著しく体調を崩した場合、医療機関へ。
※摂取しても熱中症対策になりにくいものもあります。
アルコールやカフェインを多く含むものは、
摂取した以上に水分を排出してしまうため逆効果です。
ビールを10杯飲むと11杯分の水分が出てしまいます。
通常のスポーツドリンクなどは水分補給に適していますが、
糖分を多く含んでいる為、大量に摂取すると急激な血糖値の
上昇につながり肥満の原因にもなってしまいます。
その後、血糖値が急降下するので頭痛やイライラ、
体のだるさなどにつながります。
炎天下の中、のどが渇いたと自覚するころには脱水症状に
なっていることもありますので、のどが渇く前にこまめに
経口補水液や水+塩タブレットなどで電解質を適切に摂取し
暑さから身を守ってください。
あづま荘には冷たい飲み物としょっぱいもの用意しております。
お越しの際には涼しいロビーでおくつろぎください。