福島市の名誉市民第一号の古関裕而氏の人生を描いた物語
NHK連続テレビ小説「エール」が2020年春から放送されます。
そんな「エール」主人公、古関裕而氏について簡単にご説明します。
古関裕而(本名、古関勇治)は、明治42(1909)年福島市大町に生まれ、
昭和5(1930)年9月に日本コロムビア(株)に作曲家として入社、
以来、作曲活動を継続し、戦前においては「露営の歌」(昭和12:1937)、
「暁に祈る」(昭和15:1940)等の歴史的作品を残したほか、
戦後の荒廃した社会の中にあっては「とんがり帽子」「長崎の鐘」等
未来へ希望を抱かせる明るい歌謡作品を発表し多く人に愛唱されています。
昭和39(1964)年アジアでは、初めて開催された東京オリンピックの
選手入場行進曲「オリンピック・マーチ」 を作曲。
作曲作品総数は、5,000曲にもおよび、スポーツ・ラジオドラマ・
歌謡曲・演劇・校歌・社歌等、多岐にわたっています。
こうした一連の功績によって昭和44(1969)年には
紫綬褒章を受章しています。
また、昭和54(1979)年4月には福島市名誉市民第一号となり、
その功績と栄誉をたたえられています。
「エール」の主演は窪田正孝さんということで
放送が待ち遠しいです。
福島駅前には古関裕而氏のモニュメントが設置されており、
放送が始まれば有名なスポットになったりするのかもしれません。
福島駅にお立ち寄りの際は、ご覧になってみてください。
なおモニュメントは、朝8時~20時まで1時間ごとに
古関メロディーが流れます。
福島駅東口駅前広場内