6月10日(月)~11日(火)の2日間の日程で「歴史散策プラン”世界遺産「軍艦島」と九州最後の炭鉱の島「池島」を巡る旅」第2弾を開催いたしました。
今回は九州をはじめ、関東・関西からご参加いただきました。
まず1日目は世界遺産「軍艦島」ツアーです。
乗船する船は軍艦島コンシェルジュ所有のジュピター。
天候に大きく左右されるため、とても気になっていましたが、
無事上陸を果たすことができました。
閉山から約40年たちますが、まるで時が止まっているかのようです。
ホテルに戻り、当時軍艦島に住んでおられた方を講師に迎え、
当時の様子を詳しくお聞きすることができました。
2日目は九州最後の炭鉱の島「池島」へ出発です。
池島は平成13年に炭鉱を閉山。
池島には近代日本を支てきた石炭産業の現場を体験できる炭鉱施設が残されています。
池島は字のごとく、大きな池があった島ですが、今ではその池が海とつながった港があります。
撮影はできませんでしたが、島に渡るフェリーにイルカがついてきて歓声があがっていました。
島に到着すると、炭鉱ガイドさんがお出迎え。
徒歩5分ほどの池島炭鉱倶楽部で当時の炭鉱マンが食べていた「炭鉱弁当」でおなかを満たし、
その後、説明を受け、いよいよ出発です。
それぞれ、安全のためにヘルメットを身に着けて炭鉱へ向かいます。
炭鉱の奥へはトロッコにのっていきますが、皆様やや緊張ぎみです。
この日の最高気温は27℃でしたが、中はひんやりしています。
中では実際に働いていた炭鉱マンの方から当時のお話を聞くことができます。
どうやって石炭を掘っていたのか、どうやって採掘現場に行ったり戻ったりしていたか、
発破はどうやって使っていたのかなど、とても興味深いものでした。
炭鉱跡から戻ると、猫とヤギがお出迎えしてくれます。
閉山時2700名いた住人も、今は130名ほど。池島の人口より猫の数が多いそうです。
今回のツアーは軍艦島の工事も終わり、天候にも恵まれ、予定通り催行することができました。
ご参加の方から、軍艦島も良かったが、池島もとても面白かったと感想をいただきました。
これからも、皆様に喜んでいただける面白い企画を、そしておもてなしに取り組んでまいります
皆様のお越しをお待ちしております