自粛生活が続くなか、久々に「ながさき坂巡り」してまいりました。
今回は南山手にある「どんどん坂」をご紹介いたします。
どんどん坂はグラバー園や大浦天主堂から徒歩10分ほどの場所にあります。
「どんどん坂」という名前の由来ですが、雨天時になると、両脇の溝でドンドンと音をたてて水が流れてくる
ことからきているそうです。
坂の両脇の溝の形が、「上部のU字」、「中部の三角」、「下部の矩形」と形状を変えており、
水流の流れをスムーズにする工夫がされています。
坂を見上げるとこんな感じ。
坂の道筋には、1898(明治31)年建立の「マリア園」をはじめ、「洋館」が数軒現存しており、
居留地時代の面影が色濃く残っています。
坂の上からの眺めもまた格別です。
稲佐山や世界産業遺産であるジャイアントカンチレバークレーンを見ることができます。
有名な観光地ではないですが、南山手は異国情緒あふれる「坂」も多く、
長崎に何度もお越しの方は、いろいろな坂を巡ってみても面白いですよ。
まだまだ、自粛生活は続きますが、いつかお越しいただけるようになった日には
長崎の坂を巡ってみてはいかがでしょうか?