ながさき坂巡り〜どんどん坂編 (2021年05月06日)

自粛生活が続くなか、久々に「ながさき坂巡り」してまいりました。

 

今回は南山手にある「どんどん坂」をご紹介いたします。

 

   

 

どんどん坂はグラバー園や大浦天主堂から徒歩10分ほどの場所にあります。

 

「どんどん坂」という名前の由来ですが、雨天時になると、両脇の溝でドンドンと音をたてて水が流れてくる

 

ことからきているそうです。

 

坂の両脇の溝の形が、「上部のU字」、「中部の三角」、「下部の矩形」と形状を変えており、

 

水流の流れをスムーズにする工夫がされています。

 

 

坂を見上げるとこんな感じ。

 

 

坂の道筋には、1898(明治31)年建立の「マリア園」をはじめ、「洋館」が数軒現存しており、

 

 

居留地時代の面影が色濃く残っています。

 

 

坂の上からの眺めもまた格別です。

 

 

稲佐山や世界産業遺産であるジャイアントカンチレバークレーンを見ることができます。

 

有名な観光地ではないですが、南山手は異国情緒あふれる「坂」も多く、

 

長崎に何度もお越しの方は、いろいろな坂を巡ってみても面白いですよ。

 

まだまだ、自粛生活は続きますが、いつかお越しいただけるようになった日には

 

長崎の坂を巡ってみてはいかがでしょうか?