皆さんこんにちは、ホテルリガーレ春日野のフロント係の李鈺と申します。
8月といえば、厳しい暑さが続く夏真っ盛りといった時期ですね。皆様お元気でお過ごしでしょうか。
8月にはアジアの国々でそれぞれ独特な行事が有ります。
今回は皆さんに、中国のお盆の話をしたいと思います。
中国において、「お盆」に相当する行事は「盂蘭盆会(うらんぼんえ)」または「中元節(ちゅうげんせつ)」と呼ばれます。盂蘭盆会は、中国の伝統的な仏教祭りです。
祖先の霊を供養する仏教の行事であり、日本の「お盆」と類似しています。
旧暦の7月15日に行われ、祖先の霊を供養するために家族や親族が集まり、お供え物をして祈りを捧げます。この行事は中国の多くの地域で行われ、特に仏教徒の間で重要な行事とされています。
中元節は道教(中国本土の宗教)の名称で、旧暦の7月15日にあたる行事で民間世俗では鬼節(きせつ)と呼ばれます。
この日は、地獄の門が開かれ亡者の霊が現世に戻ってくると信じられています。そのため、霊を慰めるために食べ物や紙銭(冥銭ともいわれます)を供える風習があります。一部の地域では河灯を放つ風習もあります。
これらの行事は、地域や宗教によって風習や具体的な行事内容に違いがありますが、共通して祖先の霊を敬い供養することが目的です。
日本と中国は異なる国ですが、似ている風習・行事・文化がたくさんあります。日本のお盆も伝統的な仏教の行事で、中国と同じ時期になりますね。
昔から伝わってきた祭りは今も続いております。
神様や仏様が住まわれる奈良にはこの時期、1万本以上の蠟燭の灯りで彩る「なら燈花会」が8月5日~8月14日まで開催されます。
この期間に合わせて、ホテルリガーレ春日野では「なら燈花会観賞宿泊プラン」を販売しておりますので、一度ホームページ等でご覧ください。ホテルリガーレ春日野 ホームページへ
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こちらも是非、ご利用ください。
酷暑が続きますが、くれぐれもお体にお気をつけてお過ごしください。