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仙台地下鉄「東西線」 (2018年11月19日)

11月に入り、寒さも一段と厳しくなってまいりました。
いつもご覧いただきましてありがとうございます。
ホテル白萩の三浦です。

 

 

今回は、今年の12月に開業3年目を迎える仙台市営地下鉄「東西線」を取り上げてみました。
2015年12月6日に、仙台で2本目の仙台市営地下鉄として開業した「東西線」は、八木山動物公園駅から青葉山、国際センター、仙台駅を経由し、荒井駅に至るまで13の駅があり、およそ14キロの区間を結ぶ路線で、総事業費およそ2300億円をかけて建設されました。

広瀬川の上を走る東西線                 車内はコンパクトな造り

 

 

東西線の工事は震災で3か月余り中断されましたが、トンネルの掘削などの土木工事と駅舎の建設を同時
に進めて工期を短縮し、当初の計画どおり9年で完了しました。
震災を踏まえた災害対策として、緊急地震速報が出た場合などは、社内にある液晶モニターの色が黄色に変わって、音声で揺れへの警戒を呼びかけるともに、列車が自動的に停止するシステムが導入されています。

 

 

仙台駅から西側の区間には「八木山動物公園駅」、周辺には仙台市を代表する遊園地の八木山ベニーランドといったレジャー施設があり、渋滞の緩和にも役立っています。また、八木山動物公園駅は日本一標高の高い地下鉄駅としても知られています。

 

 

仙台駅から東側の区間は、卸売業、文化施設が集まる「卸町駅」、印刷工業団地がある「六丁の目駅」など、地域性を活かした新たなまちづくりやコミュニティ活動が活発化しているのが特徴的です。
東の起点「荒井駅」周辺は、かつて田園地帯でしたが、環境を整えた土地区画整理が進められ、住宅地としての開発が進められています。

 

中心部に近い「青葉山駅」や「川内駅」の近くには宮城県美術館、仙台市博物館、東北大学青葉山キャンパス、東北大学川内キャンパスがあり、受験生にとっても、渋滞や天候を気にする事なくスムーズに行けるようになりました。

 

ここまで駆け足でご紹介致しましたが、3年目を迎えた仙台地下鉄東西線の「ぶらり旅」を楽しんでみてはいかがでしょうか。

担当 三浦