皆様こんにちは!
フロント係の小野です☆
すっかり秋も深まり紅葉シーズン真っただ中ですね。
もうすぐ11月に入りますが、入ってすぐ国民の祝日があります。
それは11月3日「文化の日」です。
昨年も文化の日と題しまして、仙台市博物館や仙台市科学館をご紹介しておりましたが、
(※2017年10月31日のブログ「文化の日」参照)
今年は目に見えない芸術・・・“音楽”をご紹介いたします(*^^*)
また音楽でも色々あると思いますが、私が取り上げるのは「オルゴール」です!
オルゴールといえば、昔は家にあった、持っていた・・けど今はないかも。。。
という方多くはないですか。
オルゴールが誕生したきっかけは17世紀頃、
スイスの時計職人アントワーヌ・ファーブルが生み出したと言われています。
日本では、鎖国をしていた江戸幕府と唯一取引のあったオランダ人が
江戸の深川で見世物として公開し、 明治・大正時代に次第に広く知られるようになります。
因みに「オルゴール」の名前の由来はオランダ語で
オルガンを意味する「オルゲン」が訛って「オルゴール」と呼ばれるようになったからだそうです。
さて、宮城県にはオルゴールの博物館が松島にございます。
『ザ・ミュージアムMATUSHIMA』です。
こちらでは、ベルギー王立博物館より貴重な作品を譲り受け、1992年に『松島オルゴール博物館』として開館しました。
しかし2011年の東日本大震災で被災し、被害が大きく閉館していましたが、
2016年に新たな展示を加え、『ザ・ミュージアムMATUSHIMA』として再スタートしたそうです。
こちらの博物館の見どころは、入り口にズラッと並んでるオルゴールもそうですが、何より
大きなホール内に並んでいるオルゴールの演奏会です。
1時間に1回程度開催される演奏会では、実際の音を聴くことができます。
スタッフの方がそれぞれのオルゴールについて説明もしてくれますよ。
オルゴールの種類にはは大きく分けて「ディスク式」「シリンダー式」、そして「ビロー(ふいご)式」があります。
こちらは楽器がいくつも埋め込まれているジャズダンスオルガン。
スイッチを入れると、楽器も動いて演奏を始めます。
演奏会の最後に演奏されるのは、高さ6メートル、幅9メートルという巨大なコンサートオルガン。
大きいですよね!(゚д゚)
空気を送り込むタイプのオルゴールは、「ミュージックブック」という楽譜を使っていろいろな曲が演奏でできます。
演奏会後には、ダンスオルガンの前でスタッフの方が記念撮影をしてくれますよ。
最後に私が一番気に入ったのは、手回しのオルゴールです。
これは他に比べて比較的新しいもので曲もビートルズの「yesterday」でした
。とても素敵な音色で、解説の綺麗なお姉さんが一生懸命後ろで回していたのも印象的でした(^^♪
今回詳しくご紹介できませんでしたが、他にも珍しいおもちゃがいっぱいの北原トイコレクション、世界中が憧れたパリ・オートクチュール黄金時代(1870年〜1960年代)を紹介している瀬川モードコレクションの展示があり、オルゴールを売っているお土産屋さんやカフェもあります。
演奏会がその時間ごとにオルゴールも曲も変わるそうですから、是非聴き比べてみてくださいね☆
料金 大人:1,500円•高校生:1,000円・小・中学生:800円・シニア(65歳以上):1,200円
時間 ミュージアム:9:00~17:00
アクセス 宮城県松島町普賢堂33-3
東北本線【JR松島駅】から徒歩10分 仙石線【JR松島海岸駅】から徒歩14分
三陸道【松島海岸I.C】より車で8分
- 電話番号:022-355-0656